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ミナト神戸新しい顔求む

2006/12/09(Sat)22:22

 神戸港の二つの突堤の近くで、大型商業施設などの開発が進む見通しになった。荷下ろし場としての機能が衰えたり、テーマパークの建設計画が凍結されたりして、有効利用されていない土地について、神戸市が開発主体を民間から公募。来年初めにも利用計画が決まるのだ。いずれも神戸の繁華街に近く、市の担当者は「ミナト神戸の新しい顔となる集客施設の誕生を期待したい」としている。


 一カ所は、中突堤近くのホテルオークラ神戸の西側にある約1万2500平方メートルの土地。もともと市有地で、97年に「神戸港再開発」を目的にしたコンペで、大手スーパーのダイエーが一部の約7400平方メートルを購入。一帯に「中国・上海をテーマにした大規模な室内型テーマパーク」をつくる予定だった。しかし、業績の悪化などから計画は凍結され、01年4月から住宅展示場として暫定利用されてきた。


 今年8月、ダイエー側から「土地を処分したい」と市に申し入れがあり、市は市有地も合わせて、ダイエーと共同で土地売却の入札をすることを決めた。
 11月に受け付けたところ、8社が応募。事業計画を有識者らでつくる委員会で審査し、通った社が購入額の入札をして2月上旬にも開発業者が決まる。

 


 もう一カ所は、新港第一突堤。大正時代に完成した神戸港で最も古い突堤で、改修を重ねながら、ばら積み船からの荷下ろし場として活用されてきた。しかし、貨物船の大型化やコンテナ化で、必要性が薄れた。近年は港湾機能をほとんど失い、花火大会の見学会場などとして一時的に利用されるだけだった。


 突堤は国の所有のため、船着き場などとして活用予定の海岸沿いの一部を除いた計約2万7500平方メートルについて、賃貸形式での開発主体を募集したところ、14社から応募があった。年明けに事業計画と契約料を同時に提案させ、外部の審査委員らで3月下旬に決定する。


 いずれの土地もマンションや住宅は法的に建てられず、集客・商業施設になる見込みだ。

 

      2006年12月8日   朝日新聞 朝刊  [神戸版] 

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No.145|神戸の地元ネタComment(0)Trackback()

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